今回プレイしたゲームはこちら!





ライアーソフト第11作目であり、ブランド一の"怪作"である。しかし、いわゆるノベルゲームと呼ばれる形式のポテンシャルを引き出しきったといえるその演出方法と内容に熱烈な支持者が多く存在している。演出面ではいくつか特徴がある。音声では、意図的にテキストとは別の音声を流したり、複数人の声優による掛け合いがある。背景には実際の新宿の写真を、森や木が生い茂った様に加工した画像が使われておりケルト風音楽と相まって非常に個性的な世界観を醸し出している。これまで致命的なバグが多かった当ブランドであるが、バグが減少したため発売当初は「修正ディスクが付属でないこと自体がバグ」と言われた。ライアーソフトにとってバグゲーメーカーの脱却を象徴するソフトでもある。

ストーリーはこんな感じ。

突如として「森」に変貌していく新宿。通行人も建物もオブジェも何もかもが木々へ変わり果てていくなかで、なおも人間でいることを許された5人の男女たち。しかし、彼らには周りと違う形で「変貌」を強いられた。それぞれに与えられた役割──「ギフト」。超能力とも魔法とも形容できる人の域を超えた業であり、同時に本人を縛り付ける呪いでもあった。各々は受け取ったギフトを駆使し、「森」が出題する謎掛け──「リドル」に挑まなければならない。敗北は死を意味する。常識から隔絶された空間で「森」との戦いを強制される一行。彼らに明日はあるのか。

このゲーム、『怪作』と呼ばれるだけあって本当に人を選ぶゲームだな、と痛感されました。
多分物語の意味のほとんどを理解できていないためレビューを書くのを躊躇っちゃいそうです(笑)


◆シナリオ 6
本当に意味わかりません(笑)
僕自身が英文学をやっていたこともあって、出展ネタとかわかるものもありましたが
わからないものが大半・・・ストーリー自体も後半なんとか『こういうことかな?』
と掴めてくるのですがそれまではさっぱりな部分があまりにも多すぎ(笑)
ただし、テンポの良い文章で読ませてくれます。
こういうゲームで投げ出さず最後まで楽しめたのでやはり星空めておさんの力量は凄いものがあります。
メタファーな話が好きならオススメですね。

◆画 7
背景がガッツリ新宿www(ただし、2000年台前半の新宿のようなので今と違うところも多々あります)
キャラ画も線は太いの色彩が淡かったりとなんだか不思議な画、CG画はあまりありません。

◆キャラクター 5
キャラクター同士のかけあいは非常に楽しかったのですが、
個々のキャラにそこまで魅力が無かったのが残念ですね。
まぁ、そこがある意味物語の根幹になっているのかもしれませんが。

◆演出 9
紹介にもある通り、意図的にテキスト外から音声の台詞を持ってくる演出は斬新でした
なかなか無いんですよね、意外に(バックログの問題やオートができなくなりますからね)
あとは全体的にリズミカルな台詞が多いんですよね(散文詩を読むシーンもありますが)
だからこそ軽快にクリックしてしまう。
演劇や詩を読んでいるような錯覚に陥る素晴らしい演出でした。

◆音楽 8
OP、EDともに歌はありませんがBGMは素晴らしいの一言。
ケルト音楽がメインと思いきやエレキギターが入ってきたりと
聞いてて楽しかったです。

◆システム 6
特に不満はありませんでした。
オートモードが無いのは演出的に仕方ないかなーってところ。
古いゲームなので別ウインドウをクリックするとゲームが止まってしまう
ということくらいでしょうか。


総評 41/60 

実はこのゲーム、同メーカーの腐り姫と一緒でプレミアゲームで中古でも1万円以上の
価格が付けられていましたがDL販売を開始、さらにメガストア9月号に収録ということで
(僕もメガストアからプレイしました)
現在では比較的容易にプレイすることが可能になっています

万人ウケとは絶対に言えない作品ですが、エロゲ屈指の怪作?なのは間違いありません。
ぜひぜひプレイしてみてくださいね。